本篇ではウェーダーの水漏れ補修について詳細に説明します。
ウェーダーは、釣果に直接影響がある訳ではないと考える方も多いのでは?
私も以前はこの記事でもそのように記載していた一人です。
しかし、今シーズンの釣りを通して、「釣果に影響している」と訂正したいと思います。
ウェーダーの水漏れは釣果に影響する?
では、どうしてウェーダーの水漏れが釣果に影響すると考えるのか?
当然、下半身が濡れようが濡れまいが直接の影響がないのは当然です。
しかし、人間の「濡れる」ことに対するネガティブな思考への影響が釣り人の行動判断に大きく影響する場面を痛感しました。
①狙いたいフィーディングレーンが遠距離にあり深く立ち込む必要がある
②猛暑日の釣行
①について:水漏れの心配がないと躊躇なくギリギリの深さまで立ち込むことができ、結果的に遠方のフィーディングレーンにフライを届けることができたことで、釣果に繋げることが出来たことを強く感じました。朝一にその選択肢に迫られた際、「朝から濡れると一日気持ち悪いからな」とついつい立ち込みに対して消極的になってしまうものです。濡れることを心配するようでは、そもそも何のためのウェーダーか分からなくなります。
②について:最近の夏は猛暑続きですが、先日、暑い日に冷たい富士山の湧水河川である桂川を遡行しながら思いました。「何て冷たくて気持ちがいいんだろう」と。体温の主要な熱源である筋肉の約60〜70%が下半身に集中しており歩行中の下半身を冷やすことは熱中症予防の観点からも重要と言えます。濡れるのを回避して丘ばかり歩いていては冷水の冷たさに感動できないばかりか熱中症のリスクも大きくなります。
冬とて同様です。体温維持に濡れないことは最も有効な対策です。
ウェーダーは消耗品
ウェーダーはどんなに高価なものを履いていても、ゲーター等で膝を保護せずにそのまま膝まづいたり、藪漕ぎして鋭利な草木が刺さってしまうと穴が空いて水漏れが生じてしまいます。
人それぞれの釣りの楽しみ方においてSIMMS等の高額のブランド品から価格帯の安いものまで様々な選び方があるものの、いずれにせよ経年劣化により水漏れは避けられないため少しでも長い期間大切に使用したいと思われている方には補修に関するこの記事が少しでも参考になればと思います。
水漏れ場所の確認から補修完了まで一連の工程が分かるようにまとめてみましたので最後までお読みいただけたら幸いです。
水漏れの場所を確認する
まずは使用後のウェーダーは一度乾燥させます。

続いて、水漏れ箇所を正確に把握するためにウェーダーを裏返した後に水を注いで水漏れ箇所に印をつけます。

水が漏れているのが分かります。

1か所、酷い水漏れがありビックリ。どくどくと水が流れ落ちていました!
水漏れや水が染み出ている個所にマジックで印をつけます。
これを左右の足の両方で行います。
こうして水漏れ箇所を明確にすることで、漫然と広域を補修するよりも効率的に水漏れ箇所を補修することができます。

水漏れ箇所の確認が出来たら、再び干して乾かします。

シームテープでウェーダーの水漏れを補修
シームテープはYNAKのウエットスーツ用のシームテープを使用しました。
弾力性があり曲面、凹凸部分にもしっかりと貼ることができます。

最初は要領を得ずアイロン台の上でこのようにアイロンで加熱して圧着させていましたが、ウェーダーの裏側には、丁度、カバーがある所で場所で凹凸がありアイロンで圧着させるにはうまくいきませんでした。

そこで、ウェーダーを手に持って掌を裏から当てがってアイロンを掛けてみるとうまく接着してくれました。
ストッキング部分も同様です。

裏から掌で当てがいながらアイロンで圧着した後に、更に親指を使って圧着すると更に良く引っ着きました。

ウェーダーの薄い部分はさすがにアイロンの熱が伝って熱いので、手袋をはめて掌の上からアイロン掛けしたら熱くもなくばっちりでした。

曲面を圧着する際には、膝の上でアイロンを掛けるのも良いと思いました。

目印を付けた所を中心に元々のシームテープの貼付部分はほぼその上から今回新たなシームテープを被せて貼りました。
全ての補修場所を丁寧に、二重三重と上からアイロンを掛けて指でしっかりと圧着してしていきます。
キャンバス補修布でウェーダーの水漏れを補修
シームテープを用いた補修は部分的な補修には良いが水漏れ範囲が広い場合は、「もっと広いシートで一発で補修したい!」と思うのが人情😊
そんな時にお薦めなのがコレ


結構しっかりした補修布で強度は申し分なし。
サイズも25cm×30cmと十分あるので、今後の新たな水漏れ防止も兼ねて多少広い範囲に貼っておくと効果絶大です。
接着剤にはセメダインSUPER Xを使用します。
セメダインスーパーXクリアは優れた耐水性を備えており、水回りや屋外での使用が可能です。


貼りたい部分を覆うように補修布をハサミでカットし、セメダインスーパーXクリアを満遍なく付属のヘラで伸ばして貼付します。
しっかりと密着させるには重しを乗せて乾燥させると万全です。
最後に水漏れがないか確認する
全ての補修が完了したら、再び水を入れてみて水漏れを確認します。
水が全く漏れていませんでした!
感動の瞬間です(*^^)v
やりながら慣れてきますので誰でもできると感じました。
是非、皆さんもチャレンジしてみて下さい。

↓↓ブログ村ランキングに参加しています。励みになりますのでポチっとしていただけるとすごく嬉しいです。↓↓

フライフィッシングランキング