桂川ドリーム、スーパーレインボーを夢見て_2023年釣行記vol.14

桂川初キャッチとなったイワナ ユーロニンフ

先週の桂川の反省も踏まえリベンジへ

先週は初めての桂川ということで標準的な準備で臨んだのですが、今回は現地で感じた情報に加え、周囲からいただいたアドバイスも加えての釣行となりました。

台風の通過後ということもあって水の状況を心配していましたが、川は水色も極めてクリアで平静そのものでした。

台風の影響は一切ない桂川公園前の流れ。

川が増水で濁っていることを最も心配していたので、川色を見てほっとするとともに俄然のやる気モード。
さっさと身支度を整えてまずは橋の上から川を覗きこむが、まだ薄暗くて川の中がよく見えない。

取り敢えず河原に降りてみて、高活性を想定してダウンクロスでウエットフライで釣り下りながら反応を伺う。

反応がない・・・

その後、ニンフに変えて再度同じレーンを今度は釣り上がる。

反応無し・・・

明るくなったので、一旦、川を上がり橋の上から再度、川を覗いてみるも、全く魚が見えない。
不安な気持ちになりつつも、少し場を休めると魚が出てくるかもしれないと期待をしつつ、しばらくの間、上流を攻めてみることに。

通称、岩井プールと呼ばれるらしいが桂川公園の100mほど上流部に位置するプール。
ここのライズポイントは前回、確認したので水深、流心を観察しながらここぞというポイントを流してみるも反応はなし。

・・・・

タイミングなのだろうがライズもなし。

そこから川を下り、小さな落ち込みの白泡のヒラキを数回流していると小ぶりのイワナがヒット。

桂川初のヒットとなったイワナ

最初の一尾はサイズでは測れない喜びがあるというもの。
まずは坊主回避!
しかも、桂川初のイワナ。
放流ものであろうと。
精神的にだいぶん楽になり、その後の行動の気持ちの余裕がかなり違う。

再び、ふれあい橋の上から川を覗きこんだが相変わらず魚の姿はなく、この場所への見切り付けを考えた。
橋から下流域も両岸を歩いてみたが同様に魚の気配はなかった。
唯一、左岸側からデカニジを一尾確認したが中層にフラフラしているタイプのもので定位して捕食しているモードには見えなかった。
少し近づいて反応をみてみたが、こちらを察してか深みに消えていった。

今回は桂川公園前には見切りをつけて他場所の新規開拓へ

ネットで検索をしてみると普門寺裏の流れが気になったので、まずはそこへ。
地図を見る中で田原の滝というのがあり気になったので移動の途中で寄ってみることにした。

都留市の「名勝」として指定されている「田原の滝」

かの有名な松尾芭蕉もこの地を訪れ、『勢ひあり 氷消えては 瀧津魚』と句を詠んだと都留市の観光ガイドで記されています。
富士の雪どけで増水した桂川の清流に、踊る魚とともに春の訪れを喜ぶ心情を句に詠んだものらしい。滝を正面に望む場所に句碑と句を詠む芭蕉の石像が建てられている。
最近では、富士急行線の列車との四季折々のコントラストが、鉄道写真愛好家のフォトスポットとしても有名とのこと。

しかし、実は人工の滝であることが分かり少しがっかり。
地盤がもろくて過去の歴史の中で形を変えた経緯があり今は人工的な施工後の景観らしい。

田原の滝を後に普門寺裏へ

駐車場はお寺の駐車場をお借り出来るような出来ないようなといった曖昧な記憶のまま現地に向かってみた。
周囲を車で回ってみたもののそのような駐車場が見当たらないのでお寺の方に声を掛けてみた。
すると、釣券を見せて名前を言うと車をお寺の敷地の先にある駐車場に誘導してもらうことができました。

誘導先の駐車場は、河原に向かって道が伸びており、すぐ裏が川で入川がすごく楽で助かりました。

川に降りてみると、そこは深緑に包まれた渓相抜群の川でした。
その他多くの護岸風景とは全く異なるものでした。

緑に覆われた素晴らしい景観

水が冷たいため冷やされた大気が霧状になっていました。

秋には紅葉が素晴らしく映えることが想像できる

餌釣りのおっちゃんが一人だけ釣りをしていた。
まずは情報収集と声を掛けてみるとすぐ上流で2匹釣れたとのこと。
アタリは結構あるとのお話。
先週の放流ポイントらしいがここに放流されるニジマスのサイズは30cmクラスが多いとの情報でした。

その後、上流に100mほど釣り上がってみるもアタリすらない。
魚を釣ったことがない川では、どうしても釣れるイメージをもって粘れないせいなのか、釣果に結びつかないことが悪循環となって更に釣れないのだろうと頭の中で思考が巡る中で、結局は集中力が持続せず、その場に見切りをつけ川を上がることに。

時間もお昼近くになっていたので、今週もうどん屋開拓でネット検索をしてみると近くにある荻窪という店がヒット。

さっそく行ってみることに。
外観はなかなかしっかりしている。

都留市の観光ガイドにも紹介されるうどんの名店「荻窪」

店内には沢山のサイン色紙が飾られており人気店であることはすぐに分かり期待は膨らむ。

肉うどんと迷ったが出汁本来の味をまずは確かめてみたく、かけうどんを注文。

荻窪のかけうどんを注文。値段は450円とかけうどんの相場からは高めだが具沢山なので納得。

かけうどんなのに具沢山!
450円とかけうどん相場よりは高めだが、具のボリュームを考えると納得。
本格手打ちうどんとの看板通り、面が太くてしっかりとしたコシ。
凄い噛み応えで一言で「凄いうどん」だった。
前回のうどんの駅のうどんもそうだったがうどんに白菜が入っているのが不思議だった。
もしかして吉田うどんの特徴なのかもと思いながらも完食!
とても美味しくいただきました(^^)/

食事をした後はどこで釣りをしようかと迷ったが、本日、唯一のデカニジを見かけたふれあい橋の下流域の場所が気になり、結局そこに戻った。

丘の上から川を覗いてみるも魚はいない。
残念!

迷いの末、上流の岩井プールのライズ状況を見に行ってみると、同様にライズ待ちしている方がおり、言葉を交わし情報交換。
この時期の鰭ピン鱒は川を遡上するので上流の滝壺までの場所が責めどころとのこと。

ということで先週も行った滝壺まで川沿いに歩いてみることに。
これといった変化のある流れは見当たらず結局は滝壺ポイントで再度、流してみることに。

淵尻であったり滝下流の流れのよったスジをしばらく観察してみたがライズは見当たらない。

滝壺の深みを数回流してみるとチビがヒット!

桂川の放流ヤマメ。痛みが激しい。

ボロボロに傷んだヤマメだった。
痛々しいまでに傷んでいた。

速やかにリリース

時間も4時を回っていたのでそこで納竿とした。
天気にも恵まれたこと、新たな釣り場、うどん屋開拓も出来たこと。

釣果はともかく満足とすべき一日でした。

本日のラインシステムのご紹介はこちらをご参考下さい。

ふれあい橋の向こうには雲隠れした名峰、富士山の姿も

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