桂川シーズン最終_スーパーヤマメとの出会いを夢見て_2023年釣行記vol.16

西桂スーパーヤマメ ユーロニンフ
初めて入釣した冨士見公園下流のポイント

今回の入川最初のポイントは冨士見公園下流のポイント。上流は魚留の滝があり魚が好んで居着きそうなポイントが連続する好場所

少し上流の落ち込み下で釣れたチビニジ

そこから50m程上流の落ち込み下でニジマスがヒット

小さいながらもネットですくって確実に写真に撮るのは後で釣った数を確認するのもあるが、最初の一匹を確実に実績とするため。
「坊主を回避できた」という安心感はその日一日の気持ちに余裕を生み好釣果のペースを掴むには欠かせない。

大きな淵が連続する好場所

大きな淵が連続する淵へ

ここは必ず魚がいるだろうとフライチェンジも行いいくつもの複雑に流れる筋を丁寧に流していく

程なくしてヒット。
やはりいた!

本日釣れたまともなサイズのニジマス

ヒット後、ジャンプをしないのでヤマメか?とも思ったが少し違う感じ。
しかし、中々の重量感で竿を絞ってくれた。
そこそこのサイズに絶対ばらしてはならないと緊張感が続き何とかネットイン(^^)/

いかにもいそうなポイント

他にもいるはずだと上下のプールを多少粘りぎみに行ったり来たりしたが反応もなし、魚の姿もなし。

上の写真左端の小石が敷き詰められた辺りで大型のマスがフラフラと定位している姿をイメージして覗いていたが結局は目視できず残念!

ニジマスのヒットフライ。プリンスニンフ。

ニジマスのヒットフライはプリンスニンフ。

【マテリアル】
●フック・・・MARUTO No.9644BL チヌリング・スレ1~2号、環付(外折)、平打(その他、TMC2488 #10~14)、ゲイプの広いもの
●ビーズヘッド・・・タングステン3.3mmゴールド
●テイル・・・コックハックル(ブラウン)
●タグ・・・UVスレッド #6/0 (オレンジ)Kenkube
●ボディ・・・ピーコック・ハール
●リブ・・・ゴールドワイヤ
●ハックル・・・テイルに使ったハックルのゲィプ幅のファイバーを使用
●ウイング・・・グースクイル(ホワイト)

山ぶどうもすっかり色づいて秋の訪れを痛感

新たな釣り場開拓に川への降り場所を探して散策中に山ぶどうを発見
すっかり色づいて秋の訪れを感じさせられる

無事に川に降りた所で周囲を見渡すと、餌釣りの方が既に竿を出していた。
しばらく見ていたが暫く動きそうになかったのでお声がけして上流に移動。

余程の増水時でないと魚留と思われる堰堤
魚はいるだろうと確信を持ちつつ流していると小ぶりだがヒット

ヤマメだった!

小さいが鰭ピン!
念入りに写真に納めた。
鰭ピンヤマメが釣れたということで、気持ちに少し余裕。

ヒットフライのGBHヘアーズイヤーニンフ。

ヒットフライのGBHヘアーズイヤーニンフ。
ヤマメとの相性が良いのは奥多摩釣行で立証済みでありヤマメ釣りには外せないフライ。

その後、下流に戻り餌釣りの方に声を掛けて情報収集。

餌釣りの方に魚籠を見せていただいたが25~30クラスのニジマス、ヤマメ、イワナが計10匹くらい入っていた。
尺ヤマメは鰭ピンの素晴らしい個体だった。
餌はイクラを指し掛け

本当は川虫がいいんだけど、採るのが面倒だからね!と
針もイクラを4個くらい付けられるような大きなマス針でビックリ(◎_◎;)
小さいは針は飲み込まれて外す時が面倒だから!と

竿は長く8m超えとのこと
1号の通し仕掛けにガン玉6B
目印は2つで針までは一ヒロちょっとあった

大胆な釣り方と感性に驚いた
「釣り」という趣味を人間の妄想で勝手に難しくし過ぎているのではないかとはいつも思っているが・・・また、釣り具メーカーの商品宣伝の戦略だとか・・・

釣りをシンプルに考えて本質を見失わぬようにと少し自分の意識を整理した一場面だった

ドロッパーのウエットにヒット。フライはピーコッククイーン。

フライはピーコックキング
ドロッパーとしては一軍フライ。

【マテリアル】
●フック・・・TMC3769 #8
●テイル・・・ピーコック・ブルーネック
●タグ・・・ゴールド・ティンセル
●ボディ・・・スカーレット・シールズファー
●リブ・・・ゴールドワイヤ
●ハックル・・・パートリッジ
●ウイング・・・スペックルド・ピーコックウイング

箱根早川でもこのフライで尺上ヤマメをヒットさせている。
その時の記事もよろしければご覧下さい。

餌釣り師の方に桂川の釣り方とポイントを教えていただいた場所

来シーズンは必ず試してみたい場所の一つ

川を後にして一旦、車に戻って名物の吉田うどんを食べることにした
帰り途中も川をチェックしながら歩みを進めると朝やり残したポイントが目に留まる

大きな滝が並ぶ印象的なスポット

大きな滝が並ぶ印象的な場所

魚留でいかにも魚が溜まってそうだ
見渡すと橋の左岸側に階段を発見
少しだけ竿を出してみることにした

左岸深みを丁寧に流していると数頭目で尺クラスのなかなかのイワナがヒット

尺クラスのコンデションの良いイワナ

鰭の状態もなかなかのイワナ
諦めずに梯子を伝って川を降りた甲斐があったとにんまりのひと時だった(*^^)v

滝の落ち込みのプールもしつこく流してみたが生物反応はなかった

駐車場に戻ってくるとまずはふれあい橋から川の中を覗いてみるのが習慣

ふれあい橋からの眺め

魚がいないか川中を覗き込むが今日は一切の魚の気配なし

桂川初日にはデカニジが3匹ほどいた
あの時に掛けていればと改めて悔しい思いが蘇る

ウエーダーを脱いでうどん屋開拓へ

目指すは「うえちゃんうどん」

グーグルマップでガイドをセット
目的地に近づくにつれて不安になる。
こんな所にほんとにあるんだろうか?

程なくして到着。駐車場が少し離れていたが同じのぼり旗が立っていたのでおそらくうどん屋の駐車場だろうと思いそこに車を停めてお店へ。

暖簾がボロボロのうえちゃんうどん

何と暖簾がボロボロ
お店の名前を確認したかったがどこにも名前は書いていない。
駐車場にも書かれていなかった。

グーグルマップに表示されたお店外観写真でうえちゃんうどんであることを再確認して恐る恐る入店

お客は誰もいなかったため「やってますか?」と一応声を掛けて入店

一目で温かみが感じられるご夫婦

うえちゃんうどんのメニュー表

メニューを見ると値段はなかなかリーゾナブル
故郷、福岡に比べると少し高いがそれは福岡が安いだけ

メニューをよく見ると「替え玉」という文字が目に留まる

うどんに替え玉なんて珍しいですねと声を掛けると、「この当たりでは一般的ですよ」と。
スマホですぐさま調べてみると確かにそうらしい。
これまで3回、吉田うどんを食べたがそのいずれにも入っていたキャベツ。
これも吉田うどんの特徴であることを知った。
壁の貼り紙に「柔らかい麺をご希望の時はおっしゃって下さい」と。

まるで博多ラーメン
いや、ここの土地の方からすれば博多ラーメンが「まるで吉田うどん」なのだろうが・・・

うえちゃんうどんの肉うどん

貧乏性で基本的にメニューは値段で選ぶのが俺流
いつもはかけうどんだが今日は桂川最終日ということもあり少しお高い肉うどんを注文

薬味をたくさん入れるのも俺流

ここのうどんも類に漏れずしっかりとした噛み応えのある麺
自家製の手打ちうどんらしい

おいしく完食して大満足(^-^)

お膳を下げてお店を後に再び川へ

午後は帰りの高速道路の渋滞も考えて15時マックスの予定でいたので言うほど時間はない
事前情報で得ていた気になる場所があった

駐車スペースから少し歩くが、ここが最後と思い川へ降りる

落ち込みの反転流下で釣れたイワナ

プールを中心にフライを流していくと落ち込みの反転流でいきなりイワナがヒット

気持ちが上がる

淵尻の辺りに目をやると何やら大きめの魚を確認
俄然やる気モード

しつこく流してると今度は少し良型のイワナがヒット

尺クラスのいい顔したイワナだった

サイズも顔も自分好みのいいイワナに大満足

川の渕尻を目を凝らしてみると、まだ何かいる気がした
何度も流すもうまくそこにフライが届かない

そうこうしているうちに外れたと思われる想定外の場所で何やらヒット

さほど走らずにいきなり浮上してきた
デカい!!
しかもヤマメ!

バラしてはならぬと慌てたが無事にネットイン!(^^)!

全体的にブナかがったグッドサイズのヤマメ35cm

想定外のビッグワンに腰を抜かしそうだった
スケールを当てると35cm
全体的にブナ掛かっていて産卵を控えていて少し気の毒になったが本当にありがたい一尾

精悍な顔が印象的な尺上ヤマメ

このクラスのヤマメは精悍で見惚れてしまう
フライもガッチリ掛かっていた
胸鰭も美しく大きい

尾鰭も欠損なく完璧なヤマメ

尾鰭も欠損なく完璧

写真撮影はサービス精神旺盛で大人しくていい子ちゃんでしたが、逃げるときは一瞬でした!

尺上ヤマメのヒットフライはGBHヘアーズイヤーニンフ

ヒットフライはGBHヘアーズイヤー
ラインシステムとタイイングマテリアルは下記ページでご紹介していますのでよろしければご覧ください。

川底を目を凝らしてみるとまだ何かいる気がした
引き続き繰返し流すと更にヒット

またまたイワナ

同じ淵でヒットしたイワナ

こちらは少し小ぶりだが同じ淵でのヒット

川底に見えるのはもっと大きな魚
これではないと更に投入すると今度はヤマメ

小ぶりだが鰭ピンヤマメ

小ぶりだが鰭ピンヤマメ
コンディション抜群のヤマメににんまり(*^^)v

マスの心を鷲掴みのエッグフライ

実は今日の餌釣り師の印象が強かったのでエッグフライを投入していた
天然、養殖問わずこのシルエットに魚はどうも弱いらしい

北海道の遡上アメマスもこれでいちころだった

本日のラッキーポイント

本日のラッキーポイントとなった淵

釣りは場所とタイミングが重要であることを改めて痛感

いい時間になったのでここで終了

都留漁協の日釣り券

来年は値上げするらしい
しかし、来年は年券購入間違いなし

素晴らしい2023年桂川釣行の幕引きとなりました

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